やあどうも。今日の催し物はタイトル通りだ。

 

僕の友人である伊吹悠が3rdアルバムをリリースする。そのアルバムを先行で聴かせてもらえるのでレビューする。 アルバムのレビューに移る前に簡単に伊吹悠という人物について触れておこう。 今までにもアルバムを2枚リリースしており、明治村のプロジェクションマッピング等に楽曲提供するなど精力的に活動を行っているミュージシャンである。ストリングスを多用 し、個性の出たリリックでテクノ調な彼特有の世界観はファンを魅了している。 そんな彼が友人である僕にアルバムのレビューを依頼してきたのだ。

ちょっと待ってほしい。 僕は素人なのだ。ヘケッ 音楽なんて聴くだけのパンピーなのだ。

冷静になってこのシチュエーションを考えてみて欲しい。

腕利きのシェフが新作料理の感想を聞きたくてそこら辺にいる犬に食わして感想を聞こう とするのと同じじゃない?

僕のブログのファンだからと素人の僕に依頼してくるくらいの「奇人」伊吹悠の力作エヴ リカ、全身全霊でレビューさせていただきますとも。

1. 暁杠に触れず

 

エヴリカのリードトラックである。これから作品が始まるという期待感を高揚させてくれ るインスト曲だ。 曲調及び尺は似て非なる物だが、金曜ロードショーの旧オープニングのようだ。 あのフィルムを回すおじさんがシネマの世界へ我々を案内してくれるかのように、伊吹悠 が我々をエヴリカへと導いてくれるそんな一曲である。

2. 似非暮の四時

 

『暁杠に触れず』がオープニングのようなら、この楽曲は物語の序盤、最初の出会いのよ うだ。 ポップ調ながらも伊吹悠のエッセンスが所々に散りばめられたこの楽曲を聴いていると、 思わず新たな発見はないだろうかと外への一歩を踏み出したくなる。 過去2作とは違った側面を見せてくれるこの楽曲は、これからエヴリカ内で新たな出会い、 発見が待ってるだろうという可能性を感じさせてくれる。

3. 砌断つ文目

 

配信限定で既に配信されていた楽曲がモディファイされてさらに深みを増している。

ベースラインがカッコいいっすよねこの曲。 失礼なこと言うかもしれませんが、この曲好きな人多分変態ですよ。僕もですけど。 あと栄枯盛衰の~♪の部分で拍が変わるのほんと好き。

4. Yellow (02-remix)


こちらはインスト曲となっている。 ストリングスと鍵盤楽器が奏でる主旋律がメロディーラインを彩り、アクセントとしてギ ターがいい味を出している。 半紙に濃いめの塗料を少しずつ落としてそれが広がっていく様を音で表現したら、多分こ んな音なんだろうなと感じさせてくれる。

5. ADMINISTRATOR

おいおいやってくれたな貴様。俺の脳みそから離れんぞこれ。なんてことをしてくれたん だ。
3回目のA、Bメロの歌詞が可愛いね。ブギウギ! ズガンと俺の感性にぶっ刺さってきやがったぜ。 電子ドラッグってやつだよこれ。エヴリカ買って皆も摂取しよう。

6. irony

僕の貧弱な語彙と浅い経験じゃこの曲を語るのは難しい、どうかご寛恕を。 打ち込まれたテレテッテと人の笑い声が耳に焦げ付く。 このエヴリカを通しで聴くにあたってこの曲はナシではダメなのだ。まるで人間が生きる のに酸素が必要なように。

もちろんどの曲も無くてはならないんだけども。

7. True-Black

こちらもインスト曲である。 少し流れ早い川に身を任せたのを想像してほしい。この楽曲はまさにそれだ。 流れが自然に来る。それに身を任せていると風景が変わってくる。上流と下流では周りの 風景も流れの力強さが違うように。

8. Error Genom

こちらも配信限定で既に配信されている楽曲。元の曲から違った面を曝け出させた一曲と なっている。先行配信版、MV版、そしてこのエヴリカ版と三度オイシイ曲になった。

余談ですが、『Error Genom』を車で流している時に隣に座っていた母親が、「これは誰 の曲だ。有名になりそうだから名前教えろ。」と言われました。 そのくらいどんな人からも受け入れられるような楽曲だと思います。

9. Orange (02-remix)

 

夕暮れ時の空の色を思い出してほしい。オレンジ色に染まっているが、段々と紫色に支配 されていく様子を。そのせめぎ合いが表現されたかのような激しくも切ない一曲だ。

10. エヴリカ

 

終着点、大団円ともいえる終盤にふさわしい曲調になっている。

サビの多重コーラスの雄大さが曲の深みを増している。 ここに行き着くまでの曲順の流れはこれが最適解だったと思わせてくれる。 まさに作り上げられた理由を「見つけた」のである。

11. 暁杠に触れず (reprise)

 

Repriseとは反復だ。TOEIC700ある僕がいうんだから間違ってないよ、たぶん。 この位置に比較したくなるような曲持ってくるなんてずるいぞ。 またアルバムの一曲目から再生して最後まで聞かせる気なんだ。 でも聴いちゃう。悔しい。

-総評

 

作品としての流れが素晴らしい。この曲がこの出番で並べられてるのが作品を通して聴く とわかる、理由が発見できるそんな作品だ。過去2作では見られなかった伊吹悠の新たな一 面を見つけられるエヴリカ。ぜひご鑑賞あれ。11月25日発売だ。

-後語り的なサムシング

 

アルバムレビューなんて初めてなもんでご期待に添えるようなものになってるのかは謎 ですけども、書き上げさせていただきましたよっと。 素人目でも今作は会心の出来だと思うんで。すげーどうでもいいんだけど音楽聴くんだか ら素人目じゃなくて素人耳っすよね。 本当にいいアルバムになってるんで買って聴きましょう。以上お付き合いいただきどうも ありがとうございました。

-このレビューを書いたひと

 

おっちゃん Twitter:@aust0094

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